結論
海外で登山・ドライブ・アウトドアに行くApple Watchユーザーには実用価値があります。 ただし使えるのは圏外時のテキストメッセージと位置情報共有が中心で、通常のモバイル通信の代替ではありません。
KIMEIQ判定
買い寄り。おすすめ度 8.2 / 10。
向いている人
- 米国・カナダ・フィリピン・ニュージーランドへ行く人
- Apple Watch Cellularモデルを使っている人
- 山間部や郊外など圏外リスクがある場所へ行く人
向いていない人
- 都市部中心の旅行しかしない人
- 動画・Web閲覧など通常データ通信を期待する人
- GPSモデルのApple Watchを使っている人
何が変わる?
KDDIは2026年9月15日から順次、Apple Watch向けau Starlink Directの海外ローミングを開始します。対象国はアメリカ、カナダ、フィリピン、ニュージーランドの4カ国です。
圏外環境でもStarlink衛星に接続し、Apple WatchからSMS/iMessageの送受信と「人を探す」による現在位置共有ができます。
対象機種
- Apple Watch Series 11以降
- Apple Watch SE 3(GPS + Cellularモデル)
- Apple Watch Ultra 3以降
Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4は9月18日の発売後から利用可能です。最新OSへのアップデートも必要です。
スマホのStarlink Directと何が違う?
Apple Watch版の海外ローミングは、メッセージと位置情報共有が中心です。スマートフォン版のように対応アプリで広くデータ通信を使うものではありません。
KIMEIQでは、SoftBank Starlink Directの海外対応も別記事で整理しています。スマホ回線そのものを比較したい場合はそちらも参考になります。
SoftBank Starlink Direct海外対応の記事を見る
メリット
iPhoneが使えない状況でも最低限の連絡手段を残せる
Apple Watch単体でメッセージと現在地共有ができるため、iPhoneの電池切れや紛失時にも連絡手段を残せます。
海外の圏外エリアでも使える
対象4カ国の山間部や郊外など、携帯基地局の電波が届かない場所で衛星通信を利用できる点が最大の価値です。
デメリット
使える機能は限定的
海外ローミングで利用できるのはテキストメッセージと位置情報共有です。音声通話や一般的なデータ通信の代替として考えるべきではありません。
対象機種・契約条件がある
対象Apple Watchで「ナンバーシェア」または「ウォッチナンバー」の利用が必要です。GPSモデルだけでは対象になりません。
KIMEIQの結論
海外の圏外でもApple Watchから最低限の連絡が取れるという意味で、アウトドア用途にはかなり実用的です。 一方、普通の海外通信はeSIMやローミングを使い、Starlink Directは「最後の通信手段」と考えるのが適切です。